男の料理講座 ・初級編 カップラーメンの作りかた (1)お湯を沸かします。この時、鍋ではなく薬缶で沸かすとお湯が注ぎやすくなります。 (2)その間にカップラーメンの容器(以降、容器)のふたを半分ほど開け、中に入っているスープの素やかやく(「火薬」ではなく「加薬」なので安心してください)を取り出します。なお間違えてふたを全部開けてしまっても、失敗したと思ってやり直す必要はありません。セロハンテープなどで止めれば問題ないからです。 (3)先ほど取り出したスープの素や加薬が、お湯を注ぐ前に入れるものだった場合はここで入れてください。(大体のものは先に入れる場合が多いようです) (4)沸騰したお湯を容器に注ぎこみます。間違えてふたをしたままお湯を注がないでください。火傷の原因となります。 (5)ふたを閉めて(多少の隙間は無視してください)三分間待ちます。 (6)三分の間に人生とは何かを考え始めると、いつの間にか十分くらいたっている場合があるので気をつけてください。 (7)なぜコンパスと定規だけで任意の角を三等分できないかについても、三分では考えることはできないので避けるのが無難でしょう。 (8)三分たったらふたをはずします。(全部取ってしまって構いません) (9)たとえ三分一秒だったとしても、カップメンを捨てる必要はありません。十分に美味しく食べられます。 (10)入れるものが残っていたら、それを入れます。また好みに合わせて卵やもやし等を入れても良いでしょう。 (11)これで完成です。放って置くと麺が伸びるので早めに食べるようにしましょう。(熱いので火傷しないように注意してください) ・おまけ 精神的疲労の作り方 (1)朝早く目覚め、ふと散歩でもしようかという気分になる。 (2)散歩の途中にラジオ体操会場に向う途中に中学時代の恩師と出会う。 (3)成り行きで一緒にラジオ体操をすることになってしまう。 (4)会場である公園に着くと小学生と高齢者しかいなく、自分が浮いているように感じられる。 (5)ラジオ体操が始まるが、明らかに周りよりワンテンポずれていて焦る。 (6)周りの視線が気になってしょうがない。 (7)後ろの目立たないところに行けばよかったと、後悔するがもう遅い。 (8)焦りと恥ずかしさでもう無茶苦茶である。 (9)ラジオ体操に対して憎しみを抱く。 (10)体操が創作ダンスに変わり始めたところで、深呼吸となりホッとする。 (11)ラジオ体操第二が始まる。